くるみボタン工房MiSuZuYaの店主です。
くるみボタンは、ボタンの中でも色々な使い方が出来るボタンです。
くるみボタンの材料としても、主に靴やバッグに使うものホックボタンや、帽子のてっぺんにある天ボタン、ソファーのくるみボタン等々あります。
この話は、長くなりそうなので別の機会にご紹介します。
今回は、特に最も多いボタン以外の使われ方である、アクセサリーパーツとしての使い方をご紹介します。
くるみボタンを最初に見たのは、ヘアゴムについている「くるみボタン」だったという方も多いのではないでしょうか?
パーツとして大事なことは、くるみボタンとアクセサリーパーツを接着する為の接着面です。
接着する為には、縫い付ける部分のボタン足が邪魔になります。
その為に最初から、ボタン足がついていないタイプのくるみボタンがあります。
私の周りでは、昔から「足無し」と呼んでいます。
左が足あり。右が足無しのくるみボタン。
足を切って外す手間もなく、外した後が出っ張るという事もない、接着用のくるみボタンです。
ちなみに、接着剤は2液タイプの接着剤か、金属用の接着剤を使うのをオススメしています。
MiSuZuYaでは、衝撃に弱かったりするのと、生地に染みやすいので瞬間タイプは使いません。
この足無しタイプのくるみボタンを使い、くるみボタン・アクセサリーをつくります。
アクセサリーを製作して頂いたクリエイターは、「petite fleur」さん。
7月から「ものづくり横丁」にも参加頂くクリエイターさんです。
まずは、ご覧ください。
いやぁ、、どれもカワイイですね!
デニム生地のフラットクルミのイヤリングは、花モチーフを生地に直接縫い付けてます。
ハートのイヤリングも、横に小さいパールを3粒縫い付けてます。
接着ではなく、後からパーツを縫い付けられるのも、くるみボタンパーツならではだと思います。
ジャガード生地のロータスクルミと毛糸のタッセルのイヤリングも、くるみボタンならではの風合いを楽しめます。
最後は、くるみリングでつくるペンダント。
テクスチャーのハッキリしたツィード生地のくるみリングをペンダントトップに使い、ウッドパーツとパールで組み合わせたシンプルでカッコいいペンダントですね。
さて、いかがだったでしょうか?
あなたなら、どんな使い方で楽しみますか?